≪ 放浪記 ≫

林基樹が体験した旅を紹介します。

ホームページ 放浪記 過去の放浪記 分岐路 旅暦 旅旬録


 サイコロの旅 Part4【2001-7-27】

北海道の深夜番組に影響を受け、さいころの目に委ねられた旅をまたまた決行することにしました。
ルールは番組に則って、1〜6の目それぞれに対し、適当な目的地を書いておき、サイコロを振るだけです。
メンバーを変えつつ、私のサイコロ暦は着実に増え続けついに4回目となりました。(このトップの文章も手抜きで歴代引継ぎ!)
今回の同行は、前回から連続のミスターI藤氏に自ら大泉を名乗るS平に加え、行動のあほな「やすけん」ことT林氏である。


7月27日(金)AM6:50 <第1の選択・博多>
サイコロ1どっぷり九州(つばめ3号+きりしま8号+にちりんシーガイア10号)博多
サイコロ2異国の街へ(かもめ5号)長崎
サイコロ3熊本さ、いぐさ(有明1号)熊本
サイコロ4南国の太陽をあびよう(にちりんシーガイア3号)宮崎
サイコロ5いきなりお湯ぽちゃ。(ソニック5号)別府
サイコロ6しろくま登場!?(つばめ3号)鹿児島

前回と同様JR様の乗り放題切符を使用してのサイコロ決行となった。
今回使用するのはJR九州の「九州豪遊券」!!その名のとおり3日間グリーン車乗り放題の豪遊切符である。
サイコロの旅とはかなりかけ離れた、ぬるい旅になること間違いなしである。
前日にミスターとやすけんは大阪から、私と大泉くんは東京からそれぞれ博多入りし、博多の夜を
一杯290円の非常においしいとんこつラーメンと買出しした酒つまみでおおいに楽しみ、第一投を迎えた。
すでにご覧のとおり、まずはご挨拶ということで九州の有名どころが顔をそろえる。
が、1枠の博多って、ここは博多です。到着は夜の8時です。つまり九州一周です。
怖いのを入れてしまいましたよ、私。

最初の一投目は初参加のやすけん。サイコロを振る手もなんとなくぎこちなく、一同不安を隠せない...。
出た目は、「2」!移動時間も2時間とお手ごろ。いい目を出すじゃないの。出発までは1時間ほどあり、
グリーン車をしっかり予約し朝定食で戦力を蓄えることとする。味噌汁がうまい!!


7月27日(金)AM10:15 <第2の選択・長崎>
サイコロ1博多へ戻る
サイコロ2徒歩で観光
サイコロ3市電で観光
サイコロ4武雄温泉
サイコロ5フェリーで天草
サイコロ6島原を通って熊本

長崎までは「白いかもめ」と呼ばれる特急で、なんと革張りの椅子が我々を迎え撃つ!!
恐れ入りました、JR九州さん。これは快適な九州の旅になりそうな予感。

長崎到着。初日ということもあり、サイコロの旅にまだ慣れない我々は魅惑的な目をそろえてみた。
2投目は前回のサイコロの旅で極悪な目を出し続けたミスター。
GWに四国八十八ヶ所を巡った成果が問われるとき!

我々の使用するサイコロは未食のサイコロキャラメルで、激しい衝撃を受けると見事に崩壊し
1か6が非常に出やすくなることをしっかり指摘しミスターが舞う...。
ミスターが思いっきり振り出した2投目はサイコロが崩壊し「1」!!!
あほかお前は!!!まさにだめ人間。
ほか3名がミスターをぼこぼこにすることでサイコロの神様のご機嫌を取り、やり直し...。すみません。
待ったなしの目は「4」。結局、長崎とは30分でさよならです。
駅前の長崎県物産館で雰囲気をおおいに堪能し来た道を戻る我々でした。


7月27日(金)PM1:30 <第3の選択・武雄温泉>
サイコロ1吉野ヶ里見物
サイコロ2有田焼見物
サイコロ3博多へ戻る
サイコロ4博多へ戻る
サイコロ5ミスターの希望 熊本
サイコロ6温泉リレー 別府

武雄温泉、非常によかったです。日本の公衆浴場10選に入っているそうです。
入浴者のマナーはちょっと悪かったですけど...。食事時ということもあって、
移動の時間を決めるためとりあえず3投目。
佐賀県は何か他にあるのか!?とのことで、まだ堪能してもらいますよぉ〜。
3投目は大泉くん。言うことはあほだけど、出る目には期待が持てます。
出た目は「5」やるじゃないの、佐賀県脱出。

タクシーの運ちゃんお勧めの、駅近く「おやじのみせ」で風呂上りのビールとともに
天丼を頂く。非常に美味。こんなことならコースにしてもよかったと一同が賛同。また来なければ...

真夏の太陽が照りつけるが、列車の到着までは小一時間。古本屋で時間をつぶす。


7月27日(金)PM17:00 <第4の選択・熊本>
サイコロ1駅近くで熊本の味
サイコロ2市電を使ってたっぷり熊本
サイコロ3博多の夜を満喫
サイコロ4鹿児島の夜を満喫
サイコロ5山あいの人吉で一泊
サイコロ6お前はあほだ大泉 高千穂

前投者にひと枠を与えることにしているのだが、わかってない人間に選ばすとひどいことを言う。
6の目は翌日の到着となる。そろそろ今晩の寝所が気になる時間帯になった。

遥々ついた熊本の運命はやすけんの振り出した「1」。
でしたが、駅前には何にもなく禁を承知で荷物を預け市電で繁華街へ。
熊本城は閉まった後で、繁華街へ繰り出し早めの夕食。
しかし、入った店「独身貴族」が大当たり。お味も接客もこの上ない!!
長くいたいねぇ〜ってことで、懇意になってもらったマスターにサイコロになって頂くことに...


7月27日(金)PM18:00 <第5の選択・独身貴族>
サイコロ1朝まで熊本
サイコロ2昼まで熊本
サイコロ3鹿児島で決戦
サイコロ4鹿児島で決戦
サイコロ5博多で決戦
サイコロ6博多で決戦

ミスターじゃなくて、マスターの選んだ数字は「1」!!
マスター、ボードを覗いたんじゃないんですかぁ?とにもかくにも、
しっかりと腰をすえて熊本の酒と味をたっぷりすぎるくらい満喫したのだが...。


7月27日(金)PM21:00 <第6の選択・熊本>
サイコロ1予算超過につき鹿児島まで一泊
サイコロ2予算超過につき鹿児島まで一泊
サイコロ3予算超過につき鹿児島まで一泊
サイコロ4予算超過につき鹿児島まで一泊
サイコロ5しっかり熊本で一泊
サイコロ6しっかり熊本で一泊

非常においしく楽しかったので、飲みすぎました。予算オーバーです。
宿泊費も使ってしまったので、緊急にサイコロの出番です。

それでもヌルイ確率の宿泊3分の1。しかしミスターやってくれました。
今晩の宿は博多まで戻って車中泊です。しかも、確保できたグリーン車は3席。我々は4人...。
それは内緒にしたまま博多までもどり、夜更けの博多駅へ到着。
大泉くんのバースデイを博多駅で迎えた0:06発のドリームつばめで目指すは南国鹿児島。

さて、1席取れなかったグリーン車ですが博多駅到着後にこっそり窓口に行ったらありました!
ただ、手書きの切符でなんとも不安な...。まぁ、とりあえずそれは内緒のまま一番若い
ミスターに指定席へ行ってもらい、しばらくしてから手書きの切符を持っていってあげました。


7月28日(土)AM6:00 <第7の選択・西鹿児島>
サイコロ1指宿温泉
サイコロ2桜島温泉
サイコロ3人吉温泉
サイコロ4白鳥温泉
サイコロ5由布院温泉
サイコロ6青島海岸

4名無事に夜を明かし西鹿児島駅へ到着。ところが!!
到着直後、大泉が「切符がない」とカバンをひっくり返し大捜索。時間ないんだけどねぇ。
10分ほど探しまくってめがねケースの中にたたずむ切符を発見。
夜行になれない面々もあり、とりあえずリフレッシュしなくては...といっても、
いろいろわながあります。6は明らか、5に至っては着くのは昼過ぎです。
非難轟々のまま大泉が振ったサイコロは、「3」。
大泉くんのせいで出発まで2分。顔を洗う暇もなく鹿児島を離れることに...。
前日にも登場しているこの温泉は熊本の奥地に存在。武雄温泉で知った公衆浴場10選にありました。

こちらの温泉も手強くて、ローカル線を乗り継ぎ到着は10時過ぎ。
美しい景色と、緊急に実施したトランプ大会で何とか乗り切り人吉到着。
交通手段も少ないので、湯につかる前に次の行程を決定することに。


7月28日(土)AM10:15 <第8の選択・人吉>
サイコロ1草原のドライブ 阿蘇
サイコロ2夏なら海 八代
サイコロ3鹿児島へ戻る
サイコロ4夕食は大分で
サイコロ5博多へ戻る
サイコロ6ゆっくり宮崎へ

ここで前2回をすばらしい出目に恵まれているやすけんが登場。
厳しい選択肢ではあるが...。3から6は到着が夕方近くなる。
出た目は「1」。これ以外は誰も望んでいなかったはず!やるな、やすけん。

とりあえずこの町でレンタカー屋を探す。探し回った挙句、一番近かった駅で発見。
かろうじて1台残っており、熊本駅で乗り捨てることに。
ちょっと遅くなったが温泉で昨晩の疲れを落とし、阿蘇へ向けてドライブ!
途中、橋マニアの3名が切望した通潤橋を経由し阿蘇の噴火口や草原を心地よく走り、
渋滞にはハマったものの、予定を遅れて熊本駅に到着。
この遅れが非常に重要で、今回の旅の空白地、大分への手段は絶たれていたため鹿児島へと振り当てられる。


7月28日(土)PM17:00 <第9の選択・熊本>
サイコロ1博多で決戦
サイコロ2博多で決戦
サイコロ3博多で決戦
サイコロ4鹿児島で決戦
サイコロ5鹿児島で決戦
サイコロ6独身貴族

念のため、前日に続き熊本の名店「独身貴族」を枠に加える。
昨晩の緊急の一投と同じコインロッカーの前でミスターが振る。皆さん期待していません。

当然のごとく、出た目は「鹿児島決戦」今晩の命運は大泉の手に委ねられる。
鹿児島までの道中はたまたま空いていた個室に移動させてもらうことができ、トランプ大会開催。
あっという間の2時間半でした。決戦前の緊張感を解くことができたことでしょう。


7月28日(土)PM21:00 <第10の選択・西鹿児島>
サイコロ1博多まで一泊
サイコロ2博多まで一泊
サイコロ3ドリームつばめ 博多
サイコロ4ドリームつばめ 博多
サイコロ5鹿児島の夜を満喫
サイコロ6鹿児島の夜を満喫

1、2と3、4は結局同じことです。博多まで前日に引き続き車中泊の目である。
サイコロを振るのは大泉くん。博多のお土産を買い忘れたとかで、1〜4を希望しているぞ...。

そして、出た目は「5」。うそでしょ??私、しっかり熊本で鹿児島→博多の切符を取っておきました。
前夜みたいにミスターに悲しい思いさせるわけにはいかないでしょ??
すっかり乗る気だったドリームつばめの切符をキャンセルしてきて、今夜の宿を予約。
天文館近くのビジネスホテルに投宿し、夜の街へ繰り出す。
そこそこ鹿児島の夜を楽しみ、翌日の行動を決めてから就寝。


7月28日(土)PM23:00 <第11の選択・鹿児島>
サイコロ1未踏の地を通って博多
サイコロ2素直に博多
サイコロ3アメリカ合衆国
サイコロ4大分で海の幸
サイコロ5宮崎で真夏の太陽
サイコロ6最後の温泉白鳥

順番は、あのやすけん。非常に安心感が漂います。
実は、我々4人は明日の帰りの空港が異なり、大阪組が福岡、東京組が鹿児島空港である。
出る目によって、残る2人の明日が厳しくなる...。
3枠のアメリカ合衆国は念のため申し上げると、USAすなわち宇佐である。
今回足を踏み入れていない西海岸に目は偏っているが。

期待のやすけんの一投は「3」。
ところが調べてみると、鹿児島空港組が時間内に戻れない!!
同じ方向経由で博多まで行くと大丈夫であるが、USAで下車するとアウトなのである。
疲れと酔いからすっかり下調べも甘くなり、仕方なく2投目。
「6」。私と大泉くんが忘れられない思い出の残る温泉である。
多少時間と金額を要するが、最終日にはもってこいの目に変わった。

翌朝は駅前でレンタカーを借り、鹿児島空港返却とする。
時間節約のために乗った高速の途中、路肩で停車し本編とは関連のないサイコロを振る場面もあったが、
10時には目的の温泉に到着。やはり白鳥温泉は最高である。
見晴らしのいい露天風呂で旅の疲れをとり、愛想のいいオネエサンとオニイサンがもてなす、
売店奥の小さい食堂で地元の幸を風呂上りのビールで楽しむ。
この後は、ここの温泉の超目玉「天然サウナ」蒸し風呂へ移動。
冬に来た時は水風呂に浸かれずやむなくリタイアしたが、
今は真夏、たっぷり楽しんで、そろそろ旅も終わりを迎えようとしていた。


7月29日(日)PM12:30 <最後の選択・白鳥温泉>
サイコロ1人吉で解散
サイコロ2出水で解散
サイコロ3国分で解散
サイコロ4国分で解散
サイコロ5西鹿児島で解散
サイコロ6西鹿児島で解散

要するにどこまで鹿児島組が福岡組を見送るかを決める一投である。
人吉、出水は博多組が近づき、国分は鹿児島空港の目の前の駅である。
ラストを飾るのはミスター。出た目は「4」。霧島の山々を縫って国分へ向かう。

鹿児島空港には近いのだが、出発までは時間がありすぎるので行ける所まで見送り敢行!
調べると阿久根というところまでいける模様。そこまでトランプで再度決戦!(旅の趣旨は??)
別れがついに訪れ、私と大泉くんは阿久根駅で下車。またのサイコロを誓って解散となった。

今回の旅はほとんどがグリーン車使用で、移動の疲れは非常に少なかったように思う。
実際のサイコロの旅とは違った方向へいってしまったが、サイコロをネタにした九州の旅であるから、
良しということで皆様ご勘弁を...。それにしてもグリーン車は楽ですねぇ。癖になりそうです。
次回のサイコロの旅は今のところ未定ですが、また九州も悪くないですねぇ。
再訪したい所もできたことでしょうし...。いかがです、同行の皆さん?


 サイコロの旅 Part3【2000-11-3】

 サイコロの旅 Part2【2000-8-27】

 時のない時間【1999-7-12】

 紀行文【1998-10-26】

 船旅【1997-10-27】

 サイコロの旅 Part1【1997-9-5】

 旅思考【1997-4-29】

ホームページ 日記帳 孤樹記 放浪記 分岐路 調理場
020519-0203-6670